てらぴあぽけっとの療育プログラム

5領域に沿った、支援方針

てらぴぁぽけっとでは、支援方針「たくさん、小さく、確実に」にのっとり、5領域に基づいた支援プログラムを個別及び小集団で行い、お子さまの発達のお手伝いをさせていただきます。

幼児期(1歳前後~就学前)の成長

支援の目標で「社会性(人との関わり)」を伸ばしたいと考えても、「言葉(人とのやりとり)」「行動(遊び方)」「人間関係(勝負事を楽しめるか)」などなど。

枝葉を大きく広げていけるように、“さまざまな力”をつけていくことが大切な時期になります。

てらぴぁぽけっとでは、“さまざまな力”をより伸ばしていけるようマンツーマンにて「個別・小集団での療育」を行っていきます。

1日の流れ(該当する5領域と特別な支援)

プログラムの代表例

学ぶための基本となるもの

語彙や言語を学ぶもの

おはなしの組み立てや会話

人との関わり

支援内容(本人支援)

健康・生活

・個々の健康状況を把握するとともに、保護者様と連携して生活リズムを整えることや、健康に資する関わり、身体の成長に伴った運動等を計画して取り組みます。
・トイレトレーニングにおいては、ストレスのない状態で安心して排泄できるよう、環境設定とスモールステップの検討、達成時の喜びを共有しております。
・生活状況に合わせた、手足の使い方、身体の使い方などを取り入れて、生活に必要な基本的技術の向上を図り、身辺自立につなげていきます。

運動・感覚

・音楽に合わせて歩く、走る、止まる、手をつなぐ等の様々な動作が入った「リズムウォーク」を毎回取り組みます。発達過程にある身体の統合と分化のための運動を行います。
・粗大運動や微細運動を課題の中で行いながら、資格・聴覚・触覚・前庭覚、固有覚の使われ方を観察し、複数の間隔を統合しながら生活動作に繋げていきます。
・その感覚支援に加え、身体機能の向上や姿勢の維持に沿って、集中力・持続力が整っていき、指示の受容を促進していって将来的に45分授業に耐えうる力を育てます。

認知・行動

・形、色、数、時間の流れなどをカードや立体的な教具を用い、五感を活用しながら、社会の中にあるルールや道具の使い方、意味などを理解していく支援を行っていきます。
・視覚的な手掛かりや言語、タイマーやタイムテーブルなど、時間の概念をきちんと認知してもらえる環境を作り、積極的に介入します。
・特性に配慮しつつ、認知や行動に偏りがあることにより、社会性の獲得や生活に難しさが生じている場合は、そのための支援を保護者様と一緒に考えていきます。

言語・コミュニケーション

・まずは要求を作るところから始めていきます。人に伝える意欲こそ、発語への第一歩です。
・言語の受容と表出の支援では、カードや教具を使うだけでなく、その活用方法も含め、歌や集団活動、発言機会などを多く盛り込み、早期の発語と会話の発展へ繋げます。
・少しでも言語の表出があれば、しっかりと受け止め、応答することで伝わった経験(=成功体験)をたくさん、持ち帰っていただきます。
・特性に配慮しつつ、認知や行動に偏りがあることにより、社会性の獲得や生活に難しさが生じている場合は、そのための支援を保護者様と一緒に考えていきます。

人間関係・社会性

・まずは安心できる大人との関係、教室への信頼を得ることから始めます。そこから周囲の人や物への興味を拡げていき、社会性の萌芽を企図します。
・感覚機能的な一人遊びから、見た手遊びや並行遊びへと発展させ、ルールの学習と共に協働遊びへとつなげていきます。
・他者との関わりの機会を作り、自他ともに適切な関わりができる方法、言動を実際に日常の中で活かせるように、一つずつ学びを積み重ねられるような段階を作っていきます。

支援内容(本人支援)

家族支援

・保護者様との定期的なご面談は勿論の事、毎日の支援結果のフィードバックに時間をかけております。
① 本日、行ったセラピーの内容の報告
② ご家庭でのお困りごと、保育園等でのご様子や園からの指摘
③ ご自宅でも出来る簡単なセラピーの方法のご案内
などを直接のご面談に限らず、教材や動画などでもご案内しており、保護者様の丁寧な子育てにお役立てを頂けます。

移行支援

・個別面談での就学や就園に関する情報提供を行います。
・保育園、幼稚園で円滑に過ごして頂けるよう、療育をなくしていくことも最終的な移行支援です。

地域支援・地域連携

・保育園、幼稚園への訪問支援
・学校訪問
・関係機関との連携会議等
随時実施しております

地域支援・地域連携

・全社員(非常勤含む)が入社時に必ず本部のセラピスト基礎研修(3日間)を受講しています。
・毎月、20項目以上のオンライン研修、事業所内研修、セラピスト段位試験の受験などを行い、支援技術の向上に努めております。

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