2024/07/31
お子様と同じく保護者様に対しても支援を行っていきます
私たちはお子様に通ってもらい、その時間の中で直接新しいことを教えたり、役立つことを自ら実践できるようになる為の練習を行っています。
しかし、当然、子供の周りに常にいらっしゃるのは保護者様です。私たちは保護者様からのお話を伺い、お子様と同じく保護者様に対しても支援を行っていきます。
「どうしたらいいでしょうか?」の相談
保護者様がご相談にいらっしゃる時、とりわけ未就学期では「療育を使ってみては?と言われましたが、どうしたらいいのかわかりません」という方がまだ多くいらっしゃると感じています。
「療育を使ってみては?」と言われたきっかけとしては、
「成長してくるにつれて、周りの子と少し違うような気がする。」
「家で一緒に過ごしているときはそんなに気にならないが、集団の中だと気になるという話が聞かれた。」
「周りからは様子を見てみては?と言われていますが、自分との関わりの中で発達が心配だと感じています。」
と言ったお声から、保健センターや役所、クリニックなどで相談されているケースが多いようです。
教室でのご相談
私たちは保護者様が「どうしたらいいかわからない」とおっしゃられたとき、初めにすることは、 「お子様のことを一緒に知っていきましょう」です。
具体的に何をするかと言いますと、通常ご利用前には見学に来ていただきますが、お子様と一緒に一度は来ていただくようお願いします。そして、その中でお子様と実際に遊んだり、活動の中に入ってもらったり、保護者様からお家でのご様子をお伺いしたりします。
その中で保護者様が普段感じてらっしゃることをお話を伺いながら整理したり、お子様と関わっているご様子から、『お子様が今できていること』をたくさん集めます。
多くの場合、「どうしたらいいでしょうか?」には「こういう事が苦手なように思える」という事が含まれています。 一方で今のお子様ができている事も実際たくさんあります。それを別の人、つまり別の視点から見つけていきます。これを私たちは見学いただいている時から行っています。
そして、『お子様が今できていること』をたくさん集めると、現在のお子様の状況が見えてきます。この時だけではなく、このできている事探しは療育が始まってからもずっと行っていくのですが、私たちはこれをアセスメントとして行っていきます。
お子様の将来像を見つけていく
実際にこのようなきっかけからお子様のご利用が始まり、利用を重ねて半年、一年くらい。日数にしますと、70日から100日くらいになりますが、経過していきますと、保護者様もお子様のご様子の変化にとても敏感になっていかれると感じています。
例えば、
「以前よりも言葉が増えました。言葉が増えた分、今はお友達と上手にコミュニケーションを取っていくことが課題になってきたと思います。」
「身支度などできることが増えてきて、園の他の子供たちと関係性が作れる時間が増えてきました。」
「少しずつ、自分で落ち着くための方法を考えて、本人なりに頑張っている姿が見られます。もう少し、表現が上手になると、親も手助けできることが増えてくるように思います。」
といったお言葉をいただくことがあります。
初めは保護者様が「どうしたらいいでしょうか?」とおっしゃっていましたが、この時には次に何ができるのか、何をしてあげられるのかを自ら考えてらっしゃる様子が出てきます。
発達支援というのは、子供に対してだけではなく、そのご家族様や関わる方全てがお子様のためにできることを一緒に見つけていくこともその一つだと考えています。






